『QuickTime Player』は『アップル』が開発するメディアプレイヤー。 Mac版とWindows版がある。
アップルのサポートページの情報によると、
ビデオはQuickTime Movie (.mov)、MPEG-4 (.mp4、.m4v)、MPEG-2 (OS X Lion のみ)、MPEG-1、3GPP、3GPP2、AVI、DV
オーディオはiTunes Audio (.m4a、.m4b、.m4p)、MP3、Core Audio (.caf)、AIFF、AU、SD2、WAV、SND、AMR
に対応している。
また、『QuickTime Player』には、『QuickTime 7』と『QuickTime X』の2種類があり、『QuickTime 7』は『QuickTime 7 pro』にアップグレードですればメディア編集ソフトとして使用する事ができるようになり、動画を別のフォーマットに変更したり、トリミングしたりして編集できる。
『アップル』が開発元なので、iPhone、iPod、Apple TV等の対応フォーマット変換するのには良いかもしれない。
自分はYouYubeで流すアニメーションの案件(アニメーションをFlashで作成、音声もFlashのタイムライン上に配置する)で、アニメーション部分はswfで書き出し、音声は別にQuickTime形式(mov)で書き出し、『QuickTime 7 pro』で音声をAIFFに変換。
After Effectsでアニメーション(swf)と音声(aiff)を取り込み合体。QuickTime形式で書き出す。このままだと容量オーバーでYouYubeに投稿できないので、QuickTime 7 Proでフォーマットを変換して容量を減らして完成させた。
QuickTime PlayerからQuickTime 7 Proへのアップグレード方法
- Appleストアで『QuickTime 7 pro』を購入したら、Appleストアのアカウントからログインして、「ダウンロードソフトウェア購入履歴 」をクリック。
- [登録名(名前)]と[登録コード]をメモする。
- QuickTime 7を起動させて、ユーザー登録で先ほどメモした[登録名(名前)]と[登録コード]を入力する(所属は入力しなくても構わない)。
- 無事入力できたら『QuickTime 7』 から『QuickTime 7 Pro』になる。
最小システム条件
Mac版
400MHz PowerPC G3以上のプロセッサを搭載するMacintoshコンピュータ
256MB以上の実装メモリ
Mac OS X v10.4.10以降
QuickTime 7
Windows版
233MHz以上のPentiumプロセッサを搭載したPC互換コンピュータ
128MB以上の実装メモリ
Windows XP(Service Pack 2以降)、Vista、Windows 7
QuickTime 7
TIPS
動画の回転
- メニュー[ウインドウ]から[ムービーのプロパティを表示]を選択。
- [ビデオトラック]をクリック
- [ビジュアル設定]タブをクリック
- [反転/回転]の欄のアイコンをクリックする
動画の編集
[編集]>[カット]
[編集]>[コピー]
[編集]>[ペースト]
[編集]>[削除]
等の動画編集機能を実行するには、[イン/アウト選択マーカー]でムービーの範囲を選択しなければならない。
動画を再生しながら設定する場合は、[I]キーをクリックして開始位置(イン)を設定。[O]キーをクリックして終了位置を設定(アウト)する。
手動で設定する場合は下記の手順で行う。
- イン/アウト選択マーカーを移動して範囲を選択する(2つのマーカーの間のグレイの領域が選択部分)。
- 選択部分を微調整するには[イン/アウト選択マーカー]を選択して左右の矢印キーで[イン/アウト選択マーカー]を移動させて調整する。
- [編集]コマンドを実行する。
データベース
購入アイテム
QuickTime 7 Pro for Mac OS X
- 購入日
- 2006年05月04日
- 支払金額
- ¥3,400